クマの出没が相次いでいる札幌市中央区の住宅街で、11日深夜から12日未明にかけて、またクマとみられる動物の足跡が見つかりました。現場はクマが連日侵入している円山動物園に近く、警察は警戒を強めています。
11日午後11時ごろ、差っぽ卸中央区双子山2丁目付近で、住民が自宅の窓から外を見たところ、雪の上にクマのような足跡を見つけました。
12日午前2時50分ごろには、双子山2丁目から約1キロ離れた円山西町9丁目付近でも同様の足跡が見つかりました。
足跡は、いずれも幅10センチから15センチほどで、路上から住宅の敷地まで広範囲に及んでいるということです。
円山地区では連日、クマの目撃情報が相次いでいて、住民の不安が高まっています。
警察は現場周辺のパトロールを強化しています。