浜田知事は高知県政初の特別職・「参与」を設置すると発表。人口減少対策をはじめとする様々な施策を進めるために不可欠な“官民連携の強化”を担う特別職で、元県議会議員の大石宗さんを任用します。
浜田知事:
「官民連携を今まで以上に一歩も二歩も進めていくというもとでは、県の行政、民間の様々な場面での活動、両方を熟知しておられる大石さんの力をお借りしたい」
参与は知事の政策遂行の補佐役で、企業版ふるさと納税の促進や県有施設の活性化支援、若者の所得向上など民間事業所との連携が必要な政策に関し助言や調査を行います。週3日の非常勤で年間報酬は440万円程です。
大石さんは高知市出身で2007年の県議選で初当選。4期目途中で辞職し、2025年7月の参院選に自民党公認で出馬し落選しました。自民党籍を持つ大石さんについて、公務員の政治的な中立性が担保できるか問われた浜田知事は、勤務中は政治活動はしないと説明し「懸念を超える成果を達成してくれると判断した」と任用理由を述べました。