大阪メトロは、ことし4〜10月まで開催された大阪・関西万博関連の営業利益が約97億円になったと明らかにしました。
大阪メトロ中央線は、万博会場がある夢洲につながる唯一の鉄道ルートで、会期中は2分30秒間隔で1日12時間運行するなどして、来場者輸送の約8割を担いました。
これにより、万博期間中の1日あたりの乗車人員(平均)は前年同時期に比べ15%増加して約252万7千人となり、運輸収入が増加したことで万博関連の利益は97億円にのぼったということです。
一方、大阪メトロは2025年度の業績予想についても見直しを行い、最終的な利益である純利益について、当初予想の294億円から318億円へと上方修正しています。