クマの出没が相次ぐ北海道札幌市中央区で11月11日朝までに、住宅街や円山動物園で再びクマの痕跡が確認され、警戒が続いています。
「こちらに住まわれている方によりますと、クマの足跡は家のすき間にも残っていまして、クマはあの奥の柵を破壊して山へと逃げて行ったとみられています」(八木隆太郎キャスター)
11日午前7時40分ごろ、札幌市中央区円山西町10丁目の住宅街で、幅20センチほどのクマの足跡が見つかりました。
2キロほど北西にある宮の森2条11丁目の住宅街でも10日夜、体長1メートルほどのクマが出没し、周辺には大量の足跡が残っていました。
「クマスプレーを持ち歩いている。今日は帰りが遅くなるので怖いかなと思い、これがあれば少しは安心かな」(周辺の住民)
11日未明には再び円山動物園にクマが侵入し、円山公園は全域で閉鎖されました。