ユネスコの無形文化遺産となっている「和紙」に福井県の「越前鳥の子紙」を加えるなど、日本が追加登録を申請していた6件が、登録される見通しになりました。
ユネスコの評価機関が追加登録するよう勧告したのは、「日本の手漉和紙技術」に福井県の「越前鳥の子紙」、「山・鉾・屋台行事」に茨城県の「常陸大津の御船祭」や新潟・富山・滋賀の4県の祭りと「木造建造物を受け継ぐための伝統技術」に、畳に使用される「手織中継表製作」の、あわせて6件です。
今回の勧告を受け、12月にインドで開かれるユネスコ政府間委員会で正式に登録される見通しです。
日本の無形文化遺産はこれまで、能楽や歌舞伎、和食や伝統的酒造りなど23件が登録されています。