6年前の参院選、大規模買収事件をめぐる県議会議員の辞職に伴い、9日に行われた広島市安佐北区選挙区の補欠選挙で、無所属・新人の水口弘士(みずぐち こうじ)氏(51)が初当選しました。

県議会、広島市安佐北区選挙区の補欠選挙から一夜明け、選挙管理委員会は、10日、初当選した水口弘士氏に当選証書を手渡しました。

水口氏は、自民、公明の推薦を得て新人3人の争いを制し、2年前の県議選で落選した雪辱を果たしました。

今回の補欠選挙は、6年前の参院選の大規模買収事件をめぐる県議会議員の辞職に伴い行われたもので、水口氏は、改めてクリーンな政治の実現を強調しました。

【初当選した水口弘士氏】
「政治不信というのはやっぱりこの地域に、これまで今に至るまで、ずっと引きずってきた部分があろうかと思います。公明正大、信頼をいただくよう活動をしていかなきゃいけない」

県議会の広島市安佐北区・選挙区の補欠選挙は、当日有権者数11万4881人に対し投票率は28.33%でした。

テレビ新広島
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