災害からの復興を支援する『くまもと復興映画祭』が11月21日と22日に熊本市で開催される。11月5日は東京で映画祭のディレクターである行定勲監督と熊本市の大西一史市長が会見を開き、映画祭への思いを語った。

くまもと復興映画祭が熊本市で開催

くまもと復興映画祭ディレクターの行定勲監督は「映画館の窓口で選択しなかったであろう…かもしれない映画に、出合ってもらえる。その奇跡というのは、本当に映画祭じゃないとやれないことなんじゃないかと」とくまもと復興映画祭への思いを語った。

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2016年の熊本地震をきっかけに始まった『くまもと復興映画祭』。2025年は11月21日と22日に熊本市の市民会館シアーズホーム夢ホールで開催される。1日目は11月の一般公開に先駆けて行定監督の新作『楓』が、2日目は4つの作品が用意されていて、それぞれ上映後に監督や出演者が作品に込めた思いを語る。

「映画祭で元気になってもらいたい」

行定監督は「映画をみんなで見て、共有して、そこにエネルギーが生まれるんですよね。作り手と対話することで、見た意味が深まっていく場になりますので、ぜひともたくさんの人に見てもらえればと思います」と話した。

また、熊本市の大西一史市長は「作品を通して生きる力をもらえるというか、そして、そこに共感が生まれる。この映画祭でまた元気になってもらいたいと思っています」と述べた。

(テレビ熊本)

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