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プレスリリース配信元:オハヨー乳業

~歯周病対策に「プロバイオティクス」を取り入れる人も出現~

オハヨー乳業株式会社(本社:岡山市中区、代表取締役社長:藤本 篤)は、糖尿病を罹患している方、あるいは、その対策を行っている方を対象に、「糖尿病と歯周病の関係」についてアンケート調査(n=200)を実施しました。

■調査方法及び調査内容
- 調査期間:2025/10/10
- 調査機関:Freeasy
- 調査対象:糖尿病を罹患している方、あるいは、その対策を行っている方
- 有効回答数:200名
- 調査方法:インターネット調査


■調査結果のポイント
1. 糖尿病と歯周病の関係を「詳しく知っている」人は約2割にとどまる
→ 多くの人は「糖尿病=生活習慣病」「歯周病=口腔の病気」と別々に認識。
2. 「歯周病は全身の病気に影響する」と考える人は7割以上
→ “口の健康が体全体に影響する”イメージは広がりつつある。
3.歯周病対策の実施方法は「歯磨き・フロス」が圧倒的多数
→ 一方で「プロバイオティクスを利用している」と回答した人は約4%、新しい選択肢としての活用も見られはじめる。

■調査結果












■糖尿病と歯周病の関係について、医学博士・糖尿病専門医 西田 亙先生に伺いました

西田 亙(にしだわたる)
西田 亙先生 プロフィール
にしだわたる糖尿病内科 院長
医学博士・糖尿病専門医
広島市出身、愛媛大学医学部卒業、愛媛大学大学院医学系研究科修了。大阪大学での基礎研究と愛媛大学糖尿病内科での臨床研究を経て、2012年愛媛県松山市で、にしだわたる糖尿病内科を開院。糖尿病の予防と健口の重要性を伝えるために、執筆講演活動やYouTube「ドクターにしだの体なるほどチャンネル」での啓発活動を行っている。著書に「糖尿病がイヤなら歯を磨きなさい (幻冬舎)」がある。



西田先生 コメント
「歯周病と糖尿病は、お互いにまったく関係のない病気と思われがちですが、実はこのふたつは深い関係にあります。たとえば、歯周病が悪くなると糖尿病も悪くなります。逆に、歯周病が良くなると糖尿病も良くなってしまうのです。まるで「コインの裏表」のような関係性に注目した日本糖尿病学会と厚生労働省は、令和6年から糖尿病の患者さんには歯医者さんへの受診を積極的に勧めることを決定しました。歯周病を放置したままでは、いくら高いお薬を使っても糖尿病が良くならないからです。このようなお口と全身のつながりは、糖尿病をはじめとして、誤嚥性肺炎やアルツハイマー病など様々な領域で明らかになってきています。」

■考察
- 今回の調査から、糖尿病と歯周病の関連は十分に知られていないことが分かりました
- しかし、歯周病予防の選択肢として「プロバイオティクス」が生活者の間で少しずつ浸透している兆しも見られます


■まとめ
- 歯周病と糖尿病は「コインの裏表」のように相互に影響し合う病気であり、どちらか一方のケアだけでは十分な改善が見込めないことが明らかになっています。
- 「お口と全身の健康をつなぐ」意識が広がる中で、歯磨きだけでなく、プロバイオティクスなどの内側からのアプローチを取り入れる新しいセルフケアが今後さらに注目されていくと考えられます。


■オハヨー乳業の取り組み
当社は「医と食のバランスを変える」をビジョンに掲げ、乳製品の開発のみならず、菌のチカラを活用した健康づくりに取り組んでいます。当社が研究を進める「ロイテリ乳酸菌」は、口腔内の善玉菌を増やし、歯周病や口臭対策など口腔ケアにも有効性が期待されています。
今後も、生活者の皆様に役立つ調査結果や最新の研究知見を発信してまいります。

企業情報
代表取締役:藤本 篤
本社所在地:岡山県岡山市中区神下565番地
コーポレートURL:https://www.ohayo-milk.co.jp/
運営メディア:菌とわたし https://media.ohayo-reuteri.com/

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