明治神宮外苑の再開発をめぐり、アメリカ人著名作家が、野球の聖地である神宮球場を取り壊すべきではないと小池都知事に保存を求める要望書を提出しました。
神宮球場の保存を求めているのは、「菊とバット」など野球と日本文化に関する本を執筆してきたアメリカ人作家・ロバート・ホワイティング氏です。
神宮球場は、老朽化などを理由に明治神宮外苑の再開発で建て替えることになっていますが、ホワイティングさんは神宮球場は、アメリカの伝説的プレーヤー、ベーブ・ルースがプレーした数少ない球場であること、大学野球やプロ野球などで長年、日本の野球ファンに親しまれてきたなどから、取り壊さず、改修すべきだとの見解をしめしました。
5日、小池都知事宛てに要望書を提出しましたが、ホワイティング氏は、自身のSNSで球場の保存を呼びかけ、神宮球場に想いを寄せる市民の会とともに、4200を超える賛同を集めたということです。