長野県の若者たちが平和学習を通して沖縄との交流を深めようと、糸満市の戦跡を巡り平和の大切さを学びました。

沖縄県と長野県は2023年に「交流連携協定」を結び、若者たちが互いの地域の戦争の歴史などを学び、理解を深める取り組みを続けています。

4日に平和の礎や魂魄之塔を訪れた長野と沖縄の若者たちは、沖縄戦の悲惨さや命の尊さを学び、犠牲者へ黙とうを捧げました。一行はこのあと、長野県出身の軍医・小池勇助少佐が指揮を執った糸洲の壕にも足を運び、平和ガイドの説明に真剣に耳を傾けていました。

▼長野県 藤井にこりさん:
(長野と)沖縄との繋がりが特に強かったとういのを知らなかったので、これをもっと今の若い方達に引き継いでいくのが大切だなと思った

▼沖縄県 渡慶次沙菜さん:
壕の中はこんな空間だったということを伝え、自分もどんどん勉強していくことが大事だと思った

参加した若者たちは2026年2月に長野県でも平和学習を行い、交流を深めることにしています。

沖縄テレビ
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