オランダで、踏切内で立ち往生したトラックが列車と衝突する事故があり、乗客ら5人が軽いけがをした。鉄道会社は事故映像を公開し、踏切通過時の注意を呼びかけている。
遮断機下り…逃げ遅れて衝突か
鉄道会社が公開したのは、10月30日にトラックと列車が衝突する瞬間の映像。
1台のトラックが踏切内で停車すると、その直後、列車が猛スピードで激しく衝突した。トラックは吹き飛ばされ、積んであった果物があたりに飛び散った。
一体、何があったのか。
事故の直前、トラックは踏切内に進入していたが、前方から1台の車が迫っていた。トラックは道を譲るように後ろへ下がったが、この時、踏切の遮断機が下がり始めていたのだ。
トラックは右往左往する様子を見せたが、踏切から抜け出せず列車が突っ込んでしまった。
この事故で5人が軽いけがをし、地元の鉄道会社は、踏切を渡る際の注意喚起として一連の映像をSNSなどに公開した。線路などの復旧には数日かかるという。
(「イット!」 11月4日放送より)
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