名護市久志で2日、カジマヤーが行われ、親せきや地域の人たちが風車を手に長寿にあやかりました。
カジマヤーを迎えたのは、昭和4年10月13日生まれの棚原静子さん。
南洋諸島のテニアンで生まれ、12歳で戦争を経験、戦後は洋裁を生業にしながら結婚を期に久志へ移り住みました。
棚原静子さん:
もう感激でいっぱいです。こんなに長生きするとは思わなくて、もうみなさんのお陰だ。毎日大学(=デイサービス)に通っています
長寿の秘訣を聞いてみると・・・
棚原静子さん:
(周りの)みんなが元気だから、楽しいからじゃない?
静子さんの家族:
焼肉が大好きです。これが終わったら焼肉に行くって行っていたよ
棚原静子さん:
そうね?
そしてもう一人カジマヤーを迎えたのは10月21日生まれの棚原艶子さんです。
(Q長生きの秘訣は?)
棚原艶子さん:
たくさん食べること
(Q何が好き?)
棚原艶子さん:
なんでも好きです
地元久志で生まれ育ち、こども5人に恵まれ、現在は孫11人、ひ孫が15人いるという艶子さん。
棚原艶子さん:孫たちが来るのが一番嬉しい。こんなに大事にしてくれるのが一番嬉しい、ありがとうございます
この日は両家の家族や親戚がかぎやで風を踊り、区民も道ジュネーに参加するなど集落全体が祝福ムードに包まれました。