ぬくもりのある切り絵に光と映像を融合させた体験型アート展が、愛媛県松山市にある県美術館で１１月１日から始まります。
あたたかな光をまとって浮かび上がる作品の数々は切り絵。県美術館でスタートするのは「旅する光の切り絵展」。切り絵を光に透かして表現するオリジナルの手法を使った作品展です。
県美術館では前日の３０日、関係者がテープカットをしてオープンを祝いました。
この「光の切り絵」を手がけるのは酒井敦美さん。作品作りを始めるきっかけになったのが、２０年前に愛媛を旅した時に見た風景ということです。
会場では、大空間に下灘駅や内子の街並みなどが音楽とともに投影され、愛媛の風景のなかに入りこむことができる作品も。
このほかにも「光の切り絵」の中で写真が撮れるフォトスポットなど、体験型の作品も展示されています。
「旅する光の切り絵展」は１２月２１日（日）まで開かれ、初日の１１月１日は、酒井敦美さんのトークイベントも開かれます。
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