首里城の火災から31日で6年です。
首里城公園ではけさ、沖縄美ら島財団や県消防などが合同で防火訓練を実施しました。
早朝に行われた訓練では、正殿正面に位置する奉神門の1階から出火したことを想定し、首里城公園の職員らでつくる自衛消防隊が初期消火にあたり、その後駆け付けた消防が消火活動を引き継ぎました。
火災の後に導入された連結送水管や、延焼を防ぐ水幕防御システムなど、機材の取り扱いや迅速な消火活動の手順を確認しました。
那覇市消防局・中央消防署 金城竜人署長:
二度と火災が起こってほしくないということを願いながら、訓練に参加しました
首里城公園は今後も訓練を重ね、防災体制の強化を図ります。
火災から6年、様々な知見や技術が結集し再建が進む首里城、きょうも多くの人が見学に訪れていました。
県民:
火事でそういう(姿を)あまり見たくないというのがあったので、足が向かなかったのが正直なところです。あの焼け跡から考えると、ここまで出来上がったのが安心します
神奈川県から訪れた人:
きのうの夜(沖縄に)着いて1番にここに来ました
神奈川県から訪れた人:
沖縄のシンボル的な建物なので見れて良かった
東京都から訪れた人:
これから同じようなことにならないように、新しい技術も含めて首里城を守っていく仕組みもちゃんと作ってもらえたらなと、期待と両方ですね
琉球の歴史や文化、そして沖縄観光のシンボルともいえる首里城、正殿の完成まであと1年です。
 
       
         
         
        