後継者の不在に悩んでいた石垣市の老舗の日本そば店が、このほど、北海道の企業に事業承継され、調印式が行われました。

1986年に石垣市で創業した日本そば店「ひらのや」は、店主の平野富佐夫さんが高齢で、数年前から後継者を探していました。県事業承継支援センターに相談したところ、石垣市で仕出しやレンタカー事業を営む北海道の建設会社「岸本組」が事業を引き継ぐことになり、28日に譲渡契約が結ばれました。

ひらのや 店主 平野富佐夫さん:
岸本組の方で(事業継承の)いい話をいただききまして本当に私の運が良かった。感謝しています

長年、市民に愛された「ひらのや」の店名は今後も引き継がれ、従業員の雇用も継続されるということです。

沖縄テレビ
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