「動画のスクリーンショットを送信」。SNSでウソの副業に誘われた愛媛県西条市の女性が、現金と電子マネーあわせて約740万円相当をだまし取られました。警察は被害届を30日に受け、特殊詐欺事件として捜査しています。

被害にあったのは西条市内に住むアルバイト店員の女性(60代)です。

警察によりますと、女性は今年10月8日、SNSを使用中に化粧品の広告から別のSNSに誘導され、スキンケア相談担当を名乗る相手から動画アプリをインストールするよう指示されました。

そしてアプリ内で知り合った女を名乗る相手から動画のスクリーンショットを送信するウソの副業に誘われ、実際に電子マネーで数百円の報酬が得られたため信用。「高額な報酬の作業」の紹介をもちかけられ、10月10日から12日までに6回に渡り、電子マネーと現金あわせて約65万円分を送金したり振り込んだりしました。

このあと操作ミスによる被害の補償金をでっち上げられ、14日から2日間で9回に渡り電子マネーと現金あわせて675万円分を相手に送り、合計で約740万円をだまし取られました。

警察は特殊詐欺事件として捜査。「動画を見るだけで報酬」は詐欺と強調し注意を呼びかけています。

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テレビ愛媛
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