北海道教育委員会は10月30日、生徒への体罰が発覚した中学校の男性教師を懲戒処分にしたと発表しました。

 30日付で戒告処分となったのは、恵庭市の中学校に勤務する46歳の男性教師です。

 男性教師は2023年冬、顧問を務めるバスケットボールの試合中のハーフタイムで、男子生徒がふてくされていたように見えたことから「しっかりしろ」などと声をかけ、生徒の両頬を平手で挟むようにして1回叩きました。

 生徒にケガはありませんでしたが、翌年、生徒の保護者から学校に連絡があり、体罰が発覚しました。

 道教委の調べに対し、男性教師は「後半戦に気持ちを切り替えさせようとした。生徒に寄り添った柔軟な対応をすることができれば、傷つけることにはならなかった。深くおわびする」と話しているということです。

北海道文化放送
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