当時高校生だった娘に性的暴行を加えた罪で懲役8年の判決を受けた父親が判決を不服として控訴しました。
富山県黒部市の元会社役員の大門広治被告(54)は、2016年8月に当時高校2年生だった娘の福山里帆さん(25)に対し、抵抗できない状態と知りながら性的暴行を加えた罪に問われていました。
これまでの裁判で大門被告は、娘との性交渉を認めた一方、「抵抗できない状態ではなかった」など無罪を主張していましたが、今月21日に富山地方裁判所は検察の求刑通り、懲役8年の実刑判決を言い渡しました。
大門被告はこの判決を不服として、29日に控訴しました。
これに、娘の福山さんは「裁判所の判決ですら父の心には届きませんでした。私は最後まで真実のために今も苦しむ被害者のために戦い抜きます」とコメントしています。
