10月29日夕方、宮城県利府町の上空を飛行していた陸上自衛隊のヘリコプターが、レーザー照射を受けました。
搭乗員や機体への被害はありませんでした。
陸上自衛隊霞目駐屯地によりますと、29日午後5時20分ごろ、所属するヘリコプターが訓練を終え駐屯地に戻ろうと、利府町の上空、約500メートルを飛行していた際、進行方向の右側からレーザーの照射を受けました。
後方の座席に乗っていた整備員が、緑色の光を3秒程度確認したということです。
当時、機内には6人が乗っていましたが、レーザーの照射によるけがはなく、機体への被害もありませんでした。
霞目駐屯地は、「航空機の飛行の安全はもとより、乗員や国民の生命を脅かす非常に危険な行為で、事案を深刻に受け止めている」とコメントしています。