JR九州の古宮社長は、九州新幹線西九州ルートの整備に向けて、長崎・佐賀との3者協議を年内に開催する方向で調整していると明らかにしました。
九州新幹線西九州ルートをめぐっては、佐賀県の新鳥栖-武雄温泉間の整備方式が決まっておらず、佐賀県の費用負担も大きな課題となっています。
10月23日、国土交通省の水嶋 智 事務次官が「財源問題の解決のために必要ならば、法令改正も検討する必要がある」との考えを示しました。
これについてJR九州の古宮洋二 社長は、29日の会見で次のように述べました。
古宮洋二 社長
「(財源負担の)法令改正とかそういう話まで出たというのは、非常に心強く受け止めています」
JR九州と長崎・佐賀両県との3者協議は年内に開催する方向で調整中で、並行在来線やルートなど、様々な課題の解決に向け話したいとしています。