サッカー元日本代表の槙野 智章さんが国見高校サッカー部を訪れ、プレイ中に声を出し選手同士でコミュニケーションを取ることが重要だと指導しました。
「後ろを見てください どうぞ」
「えー！」
国見高校サッカー部の練習に姿を見せたのは、サッカー元日本代表の槙野智章さん。
槙野智章さん
「この時間の中で少しでも成長できるように促していきたい。楽しく激しくやりましょう、よろしくお願いします！」
これはスポーツブランドのアディダスが企画したもので、若い世代の育成などを目的に全国の高校に元日本代表選手を派遣しています。
国見高校は、今年の高校サッカー選手権大会の県予選で優勝候補の筆頭に挙げられながらも、ベスト8で敗退しました。
2026年の飛躍を目指すチームに槙野さんが強調したのは「声」の重要性です。
槙野智章さん
「得意なプレー、右足とかヘディングとかあるけど得意なプレー、俺、声！」「でも、これって一番簡単だけど、難しい周りをコントロールすること間違ってもいい、しゃべろう」「それくらい伝えること、周りを動かす作業は大事」「皆さんが来年のチームで日本一を取る姿が見たい」「OK？頑張ってください」
国見高校 豊福泰生 選手
「最初は怖い人と思っていたけど、話したらめちゃくちゃいい人だった」「後ろ向きなプレーではなく、前向きな選択をして、アグレッシブな守備を教えてもらった」
国見高校 永冨斗 選手
「自分たちが選手権県大会で優勝して、国立に立っている姿を槙野さんに見せたい」
世界で戦った憧れの槙野さんの指導に、高校生たちの練習も一段と熱を帯びた様子でした。
