自動車メーカー・マツダは東京で明後日開幕する「ジャパンモビリティショー」で「マツダビジョンクロスクーペ」と「マツダビジョンクロスコンパクト」の2台のビジョンモデルを世界初公開しました。
東京モーターショーから生まれ変わって2回目となる「ジャパンモビリティショー」。
きょうの報道公開でマツダが発表したのが「魂動」デザインをさらに進化させたスポーツクーペ「マツダビジョンクロスクーペ」です。
2ローターのロータリーターボエンジンと、モーターとバッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載しています。
510馬力の出力を持ち、モーターのみで160キロメートル、エンジンとの併用で800キロメートルの航続距離を実現します。
さらに、藻類由来のカーボンニュートラル燃料とマツダ独自の二酸化炭素回収技術の組み合わせで、走れば走るほど、二酸化炭素を削減します。
また、AIを使って、人と車の絆が深まることを目指した「マツダビジョンクロスコンパクト」も発表。
車と会話ができ、行き先を提案してくれる、そんなスマートモビリティの未来像を投影したということです。
さらに、ブースには8年ぶりにフルモデルチェンジし、年末にヨーロッパで発売する、マツダの主力商品、新型CX-5を初めて一般展示しました。
新型CX-5の全長は現在のモデルより10センチ余り長く、車内は広々としています。
100以上の国と地域で累計450万台以上を販売してきたマツダのベストセラーの進化形として、新たに電子プラットフォームを搭載しました。
マツダの毛籠勝弘社長は「カーボンニュートラルという人類共通の使命のもと、『走る歓び』が社会と地球の未来をよくする力になると信じ、『クルマが好き』という想いを叶え続けます」とコメントしています。
ジャパンモビリティ―ショーは、あさって開幕します。