ことしのノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった大阪大学の坂口志文特任教授に「吹田市長特別賞」が贈られました。
特別賞が贈られたのは大阪大学の坂口志文特任教授(74)です。
大阪大学の吹田キャンパスで研究を行う坂口特任教授は、人間の体内で、過剰な免疫反応を抑えるリンパ球「制御性T細胞」を発見し、ことしのノーベル生理学・医学賞の受賞が決定しました。
坂口特任教授は2015年に「吹田市長賞」を受賞していて、今回ノーベル賞の受賞が決まり、さらなる功績を称えて「特別賞」が贈られました。
【大阪大学免疫学フロンティア研究センター・坂口志文特任教授】
「やりたいことをやる。それを続けていくうちに自分の興味が自分でわかるようになる。物事がわかるようになればますますおもしろくなる。元気に子供たちに頑張ってほしい」
また、坂口特任教授は「ノーベル賞の受賞講演でおもしろいことが言えるよう準備したい」と話しました。