ローソンが提示する新たなコンビニの形。
AI(人工知能)を活用したデジタルグラスが業務の効率化を進めます。
5本指を滑らかに動かしたり、アームを使って商品を陳列したり、進化を続ける“自動品出しロボット”や“情報が見える眼鏡”。
デジタルテクノロジーの未来を考えることを目的としているビジネスイベント「KDDI SUMMIT 2025」で28日、お披露目されたのはAI機能を備えた眼鏡「AIグラス」です。
店員:
とんかつの切り方のお手本を見せて。
AIグラス:
とんかつを右端から約2㎝ずつ、まっすぐ五等分にカットしてください。
分からないことをAIに質問するだけで、音声・テキスト・映像を使ってサポートしてくれます。
事前に業務に必要なマニュアルや情報をAIに登録すれば、質問内容に合わせて対応。
多言語にも対応し、グローバル人材の育成にも活用することで、現場での“知見の共有”をよりスマートに実現します。
カメラで業務中の映像を撮影し解析。
作業内容や作業時間を可視化することで業務の改善につなげます。
さらに、撮影した映像は利用客の個人情報を含まないようにモザイク処理もされます。
KDDI 先端技術統括本部・小森田賢史さん:
このAIグラスは、現場の情報をデータ化してAIによるサポートを行う新しいDXツール。これによって様々な業務の改善を行い、課題となる労働人口の問題を解決していきたい。
AIグラスを活用した業務効率化の実証実験は、28日からローソンの店舗で行います。