11月1日からJR盛岡駅(岩手県盛岡市)のみどりの窓口に整理券システムが導入されます。
岩手県内での導入は初めてで、列に並ばずに切符を購入できるようになります。
整理券システム「matoca」(まとか)が導入されるのは、盛岡駅2階の南側にある「南みどりの窓口」です。
10月28日は、報道向けにシステムのデモンストレーションが行われました。
はじめに、発券機のボタンを押すと整理券が発券され、モニターに順番待ちの番号が表示されます。
また、整理券のQRコードを読み取ると無料通信アプリ「LINE」と連携され、別の場所にいても順番待ちの通知を受け取ることができるため、列に並ばずに切符を購入できるようになります。
JRによりますと、盛岡駅のみどりの窓口は、お盆や年末年始などの時期を中心に多い時で30組ほどの行列ができるため、今回の導入に至ったということです。
JR盛岡統括センター 太田凡子副長
「LINEでの呼び出し機能を活用することで、待ち時間に駅での買い物を楽しみながらお待ちいただける新しいサービスとなっているので、ぜひご利用いただければ」
整理券システム「matoca」の導入は県内では初めてで、稼働開始は11月1日を予定しています。