労働団体の「連合宮城」は10月28日、来年の春闘でも物価の上昇を上回る賃上げを目指す方針を確認しました。
県内最大の労働組合の連合宮城は、28日、定期大会を開きました。
この中で、今年の春闘での県内企業の賃上げは、4パーセント代後半に留まり、全国平均を下回ったことが報告されました。
こうした中、全国組織である連合本部は、10月23日、来年の春闘で定期昇給分を含めて5パーセント以上の賃上げを求める基本構想をすでに決めています。
連合宮城でも物価を反映した賃上げが必要だとして、今後、具体的な要求方針を決めていくことを確認しました。
連合宮城 大黒雅弘会長
「賃金も経済も物価も安定して上がっていく。そういったつながり流れを作るのが、我々として発信していきたい」