10月31日に開幕する春の高校バレー鹿児島県予選。

27日から4回にわたり男女のシード校を紹介します。

2回目は第3シード、男子・鹿児島商業です。

県内最多30回の全国大会出場を誇りますが、ここ4年間は春高の舞台から遠ざかっています。

新チームの成績も全て3位で、優勝は一度もありません。

王座奪還に向け夏には県外で1カ月近く合宿を行った選手たち。

2025年のチームはスタメン6人中4人が2年生です。

アウトサイドヒッター・力武大耀選手(2年)
「2年生が多いので3年生に負けないように自分たちがコートで引っ張っていきたい」

そんなチームを支えるのは2024年の県予選でもスタメンだった2人の3年生、キャプテンの川畑選手とセッターの田原選手です。

キャプテンの目から見た2024年からのチームの変化は…

2024年もレギュラー・川畑雄大キャプテン(3年)
「速いトスに変わってテンポが速い攻撃で相手を翻弄するプレースタイルに変わってきた」

そして、セッターの田原選手は2024年決勝で敗れた悔しさを口にします。

2024年も正セッター・田原一成選手(3年)
「去年は思うようにいかなくて負けてしまったので今回は絶対に勝ちたい」

学校には2024年からアスリートスポーツ科が新設されました。

バレーボールに取り組む時間が増えたことによって「選手の競技に対する理解度が上がった」と徳重監督は話します。

変革の時を迎える中で、再び春高への扉を開くことができるのか。

伝統校の挑戦が始まります。

鹿児島テレビ
鹿児島テレビ

鹿児島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。