28日朝、米沢市で箱わなにクマ1頭がかかり、その後駆除された。近くの神社では木製の壁が壊される被害が2回確認されていて、このクマが壁の中のハチの巣をねらったものとみている。

クマが捕獲されたのは、米沢市古志田町の桜神社近く。
28日午前5時ごろ、猟友会が設置していた箱わなに体長約1.25メートルのクマ1頭がかかり、その後駆除された。

桜神社では、10月24日に木製の壁が壊されていて、クマによる被害とみられている。

(リポート)
「クマが壊していった神社の壁は、境内の後ろのこちら。現在は塞がれていますが、この内側にあったハチの巣をねらったとみられています」

この壁の中にはハチの巣があり、巣を取り除いた上で壁を修復していた。
しかし3日後の27日、同じような被害が確認されたことから、クマが再び壁の中のハチの巣をねらったとみている。

市は28日朝に捕獲されたクマと、神社の壁を壊したクマを同一の個体とみている。

さくらんぼテレビ
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