宮城県丸森町を流れる一級河川・阿武隈川に家庭ごみを捨てたとして、白石市に住む男2人が、廃棄物処理法違反と河川法違反の罪で略式起訴された。

略式起訴されたのは、白石市に住む29歳の会社員の男と、23歳の派遣社員の男の2人。

起訴状などによると、2人は今年4月13日午後2時ごろ、丸森町の羽出庭大橋から、共謀して家庭ごみ約36.8キロを阿武隈川に不法投棄したとされる。

捨てられたのは、引っ越しの際に出た衣類やおもちゃ、段ボールなどの家庭ごみで、2人は当時同居しており、小型トラックで運び橋の上から川へ投げ捨てたという。

大河原区検察庁は10月28日付けで2人を大河原簡易裁判所に略式起訴した。

現時点で略式命令はまだ出されていない。

仙台放送
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