JR東日本は、2024年度の利用者が少ない線区の収支を発表した。県内では6路線11区間が赤字だったことを明らかにした。
開示対象は、平均通過人員が1日に2000人未満の線区としていて、全国では36路線71区間が該当し、赤字額は約790億円だったという。
県内では、羽越線が最大の赤字線区となっている。
<羽越線の赤字額>
■村上~鶴岡間 運輸収入6億6000万円に対し営業費用61億7400万円で、赤字額55億1400万円
■酒田~羽後本荘間 赤字額28億8200万円
■鶴岡~酒田間 赤字額19億9300万円
このほか、バスによる代行運転が続く米坂線や陸羽西線・陸羽東線なども赤字になっていて、県内の赤字線区は6路線11区間だった。