倉敷市玉島の弁当店で調理されたハヤシライスを食べた7歳から15歳の27人が、下痢や腹痛など食中毒の症状を訴え、倉敷市はハヤシライスが原因の食中毒と断定し、この店を10月27日から3日間の営業停止処分としました。

営業停止の処分を受けたのは、倉敷市玉島上成の弁当店「VENTO(ベント)」です。倉敷市によりますと、23日午後、市内の医療機関から「食中毒の疑いがある患者を診察した」という内容の連絡があったということです。

市が調べたところ、22日にこの店が調理したハヤシライス(ご飯は各自持参)を食べた1グループ、35人中27人が下痢や腹痛などを訴えていることがわかりました。

症状を訴えていたのは7歳から15歳の27人で、重症者や入院した人はおらず、体調はおおむね回復しているということです。

倉敷市は患者に共通した食事はハヤシライスのみであることなどから、このハヤシライスが原因の食中毒と断定し、27日から3日間、店の営業を停止する処分にしました。

岡山放送
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