南海トラフ地震などの大規模災害で警察署が倒壊し、使えなくなったことを想定した代わりの警備本部を設置する訓練が10月27日、高松市で行われました。
訓練は、南海トラフ地震が発生して、警察署が倒壊し、使えなくなった想定で行われ、高松北警察署の警察官らが参加しました。
通信機器や地図などを警察署から高松市の防災合同庁舎に運び、災害警備本部を立ち上げる手順を確認しました。また、交番や駐在所と無線をつなぎ、家屋の倒壊や土砂崩れなど被害状況の集約方法も確認しました。
(高松北警察署警備課 森英之課長)
「高松北警察署管内は海沿いに位置しているので津波被害の可能性もある。官民学連携して対応していきたい」
警察と高松市は今後も訓練を通じて、大規模災害への対応力を高めたいとしています。