長崎市の長崎ペンギン水族館で生まれ育ったキングペンギンが、お見合いのため28日に東京の水族館へと旅立ちます。
のんびり屋で食べることが大好きなオスのキングペンギン「ジュン」。
2008年に長崎ペンギン水族館で誕生した17歳で、人間だと40歳くらいです。
長崎ペンギン水族館は、毎年、繁殖に成功しています。
一方、ペンギンの平均年齢が上がり繁殖できる年数が限られることや、血縁が濃くならないようにする必要があるため、全国の水族館や動物園と協力して定期的に個体の移動や交換を行っています。
またジュンは、メスよりもオス同士で一緒にいることが多く、繁殖のチャンスをうかがおうと、移動することになりました。
ジュンの飼育担当 小塩 祐志さん
「5年間携わってきた子なので遠くに行ってしまうのはちょっと寂しい。ただ、頑張ってきてねという思いが強い」
ジュンは28日、東京都の葛西臨海水族園へと旅立ちます。