長崎県は27日、鳥インフルエンザの対策会議を開き、県内で発生した場合の対策などを確認しました。

この会議は、鳥インフルエンザが流行し始めるこの時期に毎年開催されていて、27日は浦副知事のほか県庁の各部局長など約60人が出席しました。

10月22日、北海道白老町の家きん農場で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたほか、宮崎県日南市でも死んだ野鳥がA型鳥インフルエンザ陽性であったことが確認されています。

県内117の養鶏場でこれまでに異状の報告はありませんが、会議では県内で感染が確認された場合に立ち入りを制限する区域をどう設定するかや、消毒するポイントをどこに設置するかなどを確認しました。

長崎県 農林部 畜産課 森 修蔵 課長
「農家さんからの連絡を受けたあと、県の家畜保健所の職員が現地に出向いて検査をする。検査の結果を踏まえて次のステップに向けて対応を上げていく」
「初動体制を確認して、さらに広がっていくことを防ぐ」

県内では、2022年12月に佐世保市の養鶏場で鳥インフルが確認されています。

テレビ長崎
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