自衛隊は10月23日から全国各地であわせて5万人以上が参加する訓練をしています。

27日、長崎県佐世保市の相浦駐屯地では、オスプレイの離着陸訓練が公開されました。

KTN記者
「いま相浦駐屯地を離陸した。オスプレイから約50メートル離れたところにいるが、大きな重低音と風で迫力を感じる」

相浦駐屯地では、陸上自衛隊水陸機動団など約100人が参加して、Vー22 オスプレイ4機の離着陸訓練がありました。

空路からの離島奪還を想定したもので、パイロットの操縦技術をより向上させることなどがねらいです。

KTN記者
「水陸機動団の隊員約20人がオスプレイに続々と乗り込んでいます」

訓練では、小銃を持つなど装備も身に着け、隊員が乗り降りする手順などを確認。

オスプレイは着陸後、すぐに隊員を乗せ約10分で離陸しました。

この訓練は、自衛隊の統合演習の一環で、相浦駐屯地での訓練はオスプレイが7月に佐賀駐屯地に配備されてから初めてです。

相浦を飛び立ったあと、オスプレイは五島市の福江空港でも隊員の乗り降りの訓練をしました。

陸上自衛隊司令部 大槻 弘樹 3等陸佐
「ローカルのルールにパイロットが慣れていく。さらに練度向上を図るためには
訓練を継続していくことが大事」

オスプレイの訓練は27日までですが、長崎県内では31日にかけて相浦駐屯地のほか対馬や五島など離島でも訓練が予定されています。

テレビ長崎
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