宮城県知事選挙には過去最多と並ぶ5人が立候補し、現職の村井嘉浩氏と新人の和田政宗氏による激しい接戦となっています。
任期満了に伴う宮城県知事選挙に立候補したのは、届け出順にいずれも無所属で、6選を目指す現職の村井嘉浩氏、新人で元参議院議員の和田政宗氏、自営業の金山屯氏、元県議会議員の遊佐美由紀氏、角田市の元職員、伊藤修人氏の5人です。
今回の知事選では、5期20年に及ぶ村井県政への評価を最大の争点に、急速に進む人口減少や地域経済への対策などで論戦が交わされました。
仙台放送が行った出口調査の結果です。
村井氏と和田氏が4割近い支持を集めほぼ横一線となっています。
投票先を年代別に見ると、10代から40代はいずれも和田氏が最も支持を集めました。
50代は村井氏と和田氏が42パーセントで並んでいます。
60代以上は村井氏が最も支持を集めました。
支持政党別で見てみます。
支持政党なし、いわゆる無党派層の投票先では、37パーセントが村井氏、41パーセントが和田氏となりました。
5期20年の村井県政について、ある程度評価すると答えた人が最も多く、54パーセント、次いで、大いに評価するが18パーセントなどとなっています。
一方、同じ人が選挙で何度も選ばれる多選について、問題と答えた人は47パーセント、問題ではないと答えた人が51パーセントでした。
県選挙管理委員会によりますと、26日時点の有権者数は187万1885人で、午後8時時点の推定投票率は25.16パーセントとなっていて、前回を12.29ポイント下回りました。
一方、25日まで行われた期日前投票では、前回より4万1千人余り多く、有権者の21パーセントを超える39万9150人が投票を済ませました。
大勢は日付変わって27日未明にも判明する見通しです。この時間は、仙台放送のスタジオから県知事選についてお伝えしました。