アメリカの9月の消費者物価指数は、前の年の同じ月から3.0%の上昇となりました。
アメリカの労働省が24日に発表した9月の消費者物価指数は、前の年の同じ月から3.0%上昇しました。
伸び率は2カ月連続で拡大しましたが、市場の予想の3.1%を下回りました。
物価の変動が大きい食品とエネルギーを除いた指数も3.0%の上昇で、「トランプ関税」の影響がじわりと続いている形です。
29日に開かれるFRB(連邦準備制度理事会)の会合では、9月に続き、0.25%の追加利下げに踏み切る材料になりそうです。
利下げ観測が強まったことで、24日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、最高値を更新して取引を終えました。