ウクライナ和平に向けた有志国連合の会合がイギリスで行われ、ロシア産の石油とガスを世界市場から排除するなど、エネルギー制裁の徹底を呼びかけました。
24日、ロンドンで開かれたウクライナを支援する有志国連合の会合には、イギリスのスターマー首相やウクライナのゼレンスキー大統領、NATO(北大西洋条約機構)のルッテ事務総長のほか、オンラインでフランスのマクロン大統領や高市首相ら20人以上が参加しました。
会合ではロシア産の石油とガスを世界市場から排除するなど、エネルギー制裁の徹底を最優先課題に位置づけました。
また、ウクライナへの資金支援としてロシアの凍結資産の活用が必要だと各国に訴えました。
一方、ゼレンスキー大統領は会見で、長距離兵器の供与などさらなる支援を求めた上で「我々はアメリカなしで戦争を終わらせる方法を探していない」と述べ、各国と連携することが重要だと強調しました。