日本のキャストが演じるミュージカル『SIX』のロンドン公演開幕にあたり、キャストらがヴォードヴィル劇場で23日に記者会見を行い、挿入歌を披露しました。
『SIX』は2017年にイギリスで誕生したミュージカル。
16世紀イングランドの国王ヘンリー8世の6人の元妻たちが、現代によみがえりガールズバンドを結成する物語で、世界各国で公演が行われています。
今回のロンドン公演は、英語字幕が付いた日本語での上演で、11月4日から9日までの6日間、全8公演を予定しています。
アラゴン役を演じるソニンさんは、「表情やジェスチャーに現れる日本人ならではの表現を観客には感じ取ってほしい」と意気込みを語りました。
日本版の公演を手掛けた梅田芸術劇場の村田裕子さんは、「(日本版が本拠地ロンドンで公演されることは)日本のミュージカルを目指している俳優にとって希望を与えると思う。他のカンパニーでも同様の動きが増えてほしい」と、期待を寄せました。