キャンプ場や入浴施設などを備える岩手県八幡平市の岩手山焼走り国際交流村が、10月20日から臨時休業となっています。
指定管理者から市に対し「資金繰りが難しい」との申し出があり、再開のめどは立っていません。

八幡平市が所有する「岩手山焼走り国際交流村」は、10月20日から臨時休業となっていて、施設の玄関には休業を知らせる張り紙が設置されています。

市によると、10月14日に施設の指定管理者である八幡平市の「宿かり屋ドットコム」から「資金繰りが難しいため休業したい」との申し出がありました。
再開のめどは立っていません。

1992年に開業した岩手山焼走り国際交流村は、コテージやオートキャンプ場、入浴施設などを備えていて夏場を中心に県内外から利用客が訪れます。

施設は岩手山に近いため入浴施設を中心に登山客の利用も多いということです。

しかし、2024年10月から岩手山の入山規制が続いている影響もあり、利用客は減少していました。

入浴施設の回数券を購入していた人には、10月20日まで返金対応を行ったということです。

八幡平市の佐々木孝弘市長は「指定管理者の事情で休業せざるを得ない状況になり、利用者に申し訳ない」とコメントしています。

岩手めんこいテレビ
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