宮城県松島町にある国宝・瑞巌寺では、紅葉シーズンに合わせたライトアップが、10月24日から始まり、境内は幻想的な雰囲気に包まれています。
24日は、午後4時40分から伊達武将隊なども参加して点灯式が行われました。
そして、午後5時…。
「瑞巌寺を灯すのじゃ」
24日から始まった国宝、瑞巌寺の「秋の夜間参拝」。紅葉シーズンにあわせ行われているもので、今年で4回目の開催となります。
今年のテーマの一つが“松島の月”。仙台藩祖、伊達政宗が愛したといわれる、“月”をプロジェクションマッピングで表現しています。
こうしたさまざまなイベントも、期間限定で予定されているということです。
境内はさまざまな光と音で彩られていて、訪れた人たちは、いつもと違う“新しい瑞巌寺”の景色を楽しんでいました。
訪れた人
「想像以上にきれいで、もう一回、昼間にも来たいなと思いました」
瑞巌寺 千坂成也執事長
「この瑞巌寺で皆さんが楽しんでくだされば、政宗の御心にも通ずるものがあると思う。ぜひ、松島瑞巌寺を楽しんでいただければ」
この秋の夜間参拝は、11月24日まで行われていて、大人は1人1200円、中学生以下は無料となっています。