10月24日夕方、地下鉄仙台駅で「不審物があり異臭がする」と通報があり、一時、騒然となりました。
24日午後3時15分ごろ、地下鉄東西線の仙台駅の構内で、「不審物があり刺激臭がする」と通行人から通報がありました。
消防が車両8台を出動させ、警察とともに構内を捜索した結果、ダウンジャケットが入った袋を発見しました。
記者リポート
「通報段階で不審物は、この辺りで見つかったということです」
見つかったジャケットを詳しく調べたところ、刺激臭は確認されず、ガス検知器による検査でも異常は見られなかったということです。
そのため、警察と消防は「不審物ではない」と判断しました。
仙台市交通局によりますと、ジャケットを見つけた人が駅員に相談した際、駅員が「酢のようなすっぱい臭い」を感じたといいます。
交通局は駅員が、その場にいた人の体臭を「異臭」と勘違いした可能性があり、その後の情報伝達が錯そうしたのではないかと説明しています。
地下鉄の運行に影響はなく、見つかったジャケットは遺失物として処理されるということです。