2026年春の甲子園につながる高校野球中国大会が24日に山口県で始まりました。
山陰勢6校のうち、初めての甲子園切符に挑む島根中央高校は、岡山の関西高校と1回戦を戦いました。

秋の県大会で初優勝した島根中央高校。
中国大会には13年ぶりの出場です。
初めての「甲子園切符」へ岡山の関西との初戦に臨みました。

島根中央は初回、2アウトながらランナー3塁として、4番の高木を迎えますが、ショートゴロに倒れ先制はなりません。

島根中央の先発は、キャプテンでエースの塩崎。
その裏、2アウトランナー2塁から関西の4番杉野にタイムリーを浴び、先制を許します。

2回にも2点を失った島根中央は、3回表に反撃に出ます。
ヒットと相手エラーで1アウト1塁・3塁として、4番の高木。
今度はレフト前へのタイムリーヒットで1点を返します。

さらに1点を返して後、2アウト満塁の場面で8番の山田がライト前へ2点タイムリー。集中打で4対3と逆転に成功します。

しかしその裏、ソロホームランで追いつかれると、7回裏には、関西の2番・中塚にセンターオーバーのタイムリーを浴び、勝ち越しを許しました。

島根中央は4回以降、打線が沈黙。
5-4で敗れ、春の「甲子園切符」は、かなり遠くなりました。

島根中央高校・新田均監督:
試合は負けたが、一人一人の力はそれなりに出してくれたかなと思います。

島根中央高校野球部・塩崎孔耀主将:
中国大会でも自分たちの野球ができるということがわかった。これからチームの総合力を挙げていって、また夏にどこのチームとも勝負ができるようにしていきたい。

学校史上初めての甲子園へ…島根中央ナインは夏に向けて再スタートです。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

鳥取・島根の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。