日本を訪問中のウクライナ政府関係者が被爆の惨禍から復興を遂げた経験を学ぼうと広島市を訪れています。
広島市の松井市長を訪ねたのはウクライナでインフラ行政などを担う政府や自治体の関係者です。
一行は、今月20日から日本を訪れていて、広島市では戦後復興の知見を学び負傷者や避難民など多様な人々が暮らすウクライナのまちづくりに生かそうと広島駅南口や市営住宅などを視察します。
懇談の中で松井市長は「住宅や公共交通といったインフラ整備だけでなく被爆の惨禍を乗り越えてきた経験なども学んでほしい」と伝えました。
インフラ行政を担当するウクライナ政府の高官は「ロシアの侵攻を1日も早く終わらせ広島と同じくウクライナにもある悲劇のモニュメントを復興の象徴としたい」と決意を述べました。
一行は、あす原爆資料館を視察する予定です。