島根県教育委員会は、酒を飲んで車を運転をした江津市の小学校教諭を停職6か月、また部下に対するパワハラ行為で、益田管内の小学校の校長を戒告の懲戒処分にしたと発表しました。

島根県教育委員会:
誠に申し訳ございませんでした。

このうち停職6か月の懲戒処分を受けたのは、江津市立渡津小学校の28歳の男性教諭です。
県教委によりますとこの男性教諭は、2025年6月に江津市内の飲食店などで酒を飲み、松江市まで約2時間、自家用車を運転したということです。
飲酒後の記憶がなかったため、翌朝に車に搭載されたドライブレコーダーで確認したところ飲酒後に運転していたことが分かり、上司に報告し、警察にも報告したということです。

警察の処分は明らかにされていませんが、県教委は10月24日付けで停職6か月の懲戒処分にしました。

また益田教育事務所管内の小学校の男性校長(58)は、5年前から2年間に渡って部下の複数の教員に対し、威圧的な指示や叱責などを繰り返し、精神的な苦痛を与えたとして、県教委は10月24日付けで戒告処分としました。

2025年度の教職員に対する懲戒処分はこれで5件で、県教委は全ての教職員に対し、服務規律の徹底を図るよう通知。
再発防止に努めるとともに、学校にスクールカウンセラーを派遣するなど、児童の心のケアにもあたることにしています。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

鳥取・島根の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。