高市総理大臣が10月23日に就任後初めて、北朝鮮による拉致被害者の家族らと面会しました。
拉致被害者の1人、米子市の松本京子さんの兄の孟さんは、「日朝首脳会談に臨む覚悟ができている」と語った高市総理の下での問題解決に期待感を示しました。
23日に北朝鮮による拉致被害者の家族と面会した高市総理は、「一刻も早く、一日も早く、拉致問題を解決しなければならない。私もあらゆるチャンスを逃さない」と述べた上で、今後、日本を訪れる予定のアメリカのトランプ大統領など各国首脳に対し、拉致問題解決の協力を求める考えを示しました。
さらに高市総理は、「金正恩氏との首脳会談に臨む覚悟もできている」と日朝首脳会談への意欲も示しました。
この後の拉致被害者家族の会見で、米子市の松本京子さんの兄の孟さんは、「今までの総理はやるやると言ってやらない人が多かった。
高市総理は、粘り強く、辛抱強く、おそらく自分の目的の人と会えるまで頑張ってくださるのではないか。
(高市総理の言葉から)「何としてでも助けなくてはいけない。これが一国一城の主の仕事だ」というように私は受け取りました。
私どもも協力し、お互い嬉しい日が来るまで頑張っていこうと思っている」と話し、高市政権の下で、拉致問題が進展することに期待を寄せていました。