北欧の島国アイスランドで10月、3匹の蚊が見つかりました。
アイスランドで蚊が発見されたのは初めてです。
アイスランド自然史研究所によりますと10月中旬、首都レイキャビクの北約30kmの地域で3日間で3匹の蚊が確認されました。
見つかったのは雌2匹と雄1匹で、北欧やイギリスを含む欧州各地に広く生息する種類であり、アイスランドで確認されたのは初めてです。
この蚊は寒冷地にも適応している種類のため、物置や地下室などで越冬する可能性が高いそうです。
3匹の蚊は貨物輸送に伴って持ち込まれたとみられていて、自然史研究所は「温暖化や物流の増加などに伴い、アイスランドで新たな昆虫種が増える」とコメントしています。
また現地メディアは専門家の見解として、「3日で3匹見つかったなら、もっと多くの蚊がいる可能性が高い」と伝えています。