将来的なコメの輸出拡大に向け、新潟県上越市で10月22日、外国人などを対象にコメの収穫から食べ比べまでを体験できるモニターツアーが行われました。
22日、上越市で行われたのは、アメリカやマレーシアなどから来日している外国人を対象にしたコメの収穫などを体験できるモニターツアーです。
【参加者】
「意外と簡単楽しい」
【参加者】
「もう言葉が出ないほど楽しかった。絶対、人気出ると思う」
参加者にSNSなどで母国に情報を発信してもらうことで海外でのコメの需要を掘り起こそうと企画された今回のツアー。
22日は海外輸出に興味を持つコメ農家や体験学習ツアーなどを企画する団体も参加し、農業体験や日本のコメに対する外国人の反応を確かめていました。
【コメ農家】
「これで日本の食文化というのを体験できるのであれば、我々としてもそれをステップにして売り込むことも可能になってくると思う」
さらに22日は農業体験だけでなく…
【記者リポート】
「こちらのパックに入っているのは上越地域でとれた3品種のコメとカリフォルニアでとれたコメです。参加者たちは実際にこの食べ比べもするということです」
参加者は上越地域でとれたコシヒカリやこしいぶき、そして外国産のコメを使って、慣れないおにぎり作りにも挑戦。
【参加者】
「初めて握ったけど意外と難しい」
【参加者】
「みんなが思ってるより難しい。特にコンビニのおにぎりは完璧だから」
そして、いよいよ、自分の握った4種類のおにぎりを食べ比べます。
【参加者】
「おいしい」
【参加者】
「(コメは)どれも同じような味がすると思っている方がいると思う。でも、これを体験してやっぱり違うと分かった」
【参加者】
「(ツアーは)人気出ると思う。海外では日本の文化とか食に興味がある人が多いので。特にマレーシアには日本の和食が人気」
県などはモニターツアーを総括して、今後のツアー開催につなげていく考えです。