天然・養殖ともにワカメの産地として知られる新潟県佐渡市両津地区の鷲崎。

沖合約400mに漁師が船を進め向かったのは養殖ワカメの漁場です。この日行われたのは、養殖ワカメの種を袋から取り出して再び海に沈める作業。

養殖ワカメの種は太陽光に極めて弱いため、海中に沈めた不透明の専用袋で保護した状態で育てられています。

種を袋から取り出して状態を確認し、再び海に沈める作業は春に収穫を迎えるワカメの出来を左右する重要な工程です。

11月はじめには、成長した種を再び海から引き上げて、島内の漁業関係者に分けるということです。

【鷲崎漁師組合 本田裕敏 副組合長】
「佐渡の養殖ワカメはやわらかい。天然からみれば、ずっとやわらかい。皆さんに食べてもらいたい」

佐渡が誇る養殖ワカメの収穫は来年3月に行われます。

NST新潟総合テレビ
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