神戸市に本社を置く食品メーカーのネスレ日本は、関係会社がサイバー攻撃を受けた影響でほぼ全ての商品の配送が困難となったため、通販サイトでの販売を停止しました。
【記者リポート】「神戸市に本社を置くネスレでは、ランサムウェアの影響で、通販事業がストップする事態となっています」
ネスレ日本は21日夜から、通販サイトで、「ネスカフェコーヒー」など、ほぼ全ての商品の販売を停止しています。
商品の配送を委託している通信販売大手アスクルが、コンピューターウィルスの「ランサムウェア」によるサイバー攻撃を受けた影響で、商品の出荷や配送が困難となったためだということです。
通販サイトでの商品の販売再開のメドは、立っていません。
また、京都市の東山中学・高校も、「ランサムウェア」のサイバー攻撃を受けたということです。
学校によると、職員のパソコンが使用できない状態で、学校事務に支障が出ているほか、個人情報が漏えいしたおそれもあります。
(関西テレビ「newsランナー」2025年10月22日放送)